NPO法人結婚生活カウンセリング協会では、性格・価値観の悩みの事例をご紹介しています。

NPO法人結婚生活カウンセリング協会

性格・価値観に関する悩み「性格の不一致からの離婚請求」 

夫婦問題・離婚相談事例

Q.性格の不一致が原因で妻から離婚請求されました。(男性 30代)
家内と性格が合わないことから離婚を考えています。妻はかなりわがままな性格で、気難しいところもあり、気に入らないことがあると物に当たったりもします。もちろん私にも欠点はありますので、家内だけに原因があるとは思いませんが、家内からはこれ以上生活を共にすることはできないと一方的に離婚を要求されています。
私自身離婚については、これまでも悩んだ時期はありましたが、何とか乗り越えてきました。しかし家内はずっと離婚を考えていたようで、今回些細なことから離婚問題が表面化してしまいました。妻は「子どもを連れて出て行く」といっていますが、私はもちろん離婚したくありません。
結婚前からの問題もあります。当時妻は新興宗教を信仰していて、宗教を辞めることを条件に結婚しました。しかし結婚後、私に黙って宗教を始めたりして、辞めさせたりもしました。将来また始める可能性もありますし、子どもへの影響が心配です。

夫婦問題・離婚相談事例

A.奥様側に原因があるのでは・・・。
相手の性格や価値観が合わないから離婚したいという御相談は多く、法律的には性格の不一致や価値観の相違は、別居、離婚の理由になると思います。
しかし、貴方の場合、奥様が一方的に離婚を要求しているだけですので、貴方が離婚に同意しなければ簡単に離婚は成立しないと思います。
お二人で話し合っても解決しない場合は、家庭裁判所に円満調停(やり直し)を申し立てて下さい。奥様が離婚を強く要求してくる場合、貴方が原因ではなく、他に原因があることがありますので、落ち着いて判断してみて下さい。

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