NPO法人結婚生活カウンセリング協会では日本HEART協会ハートセラピスト養成講座を行っています

しかしそれはほんの一部で、実は自己愛が他者に向けられる（押し付ける）時、そのほとんどが相手を傷つける要素を持っているのです。それを“エゴ“と呼びます。

「これをやれば相手は絶対に喜んでくれるはず」
「あれ？あんまり喜んでくれてないみたい・・・」
「せっかく相手のために、良かれと思ってやったのに・・・」

「どうして分かってくれないの？（分かっているはず）」
「いや、ちゃんと分かってるよ（つもり）・・・」

人間関係においてよくあるやり取りですが、上の思考・会話を読んでみて、みなさんは何を気づきましたか？

相手の気持ちや状態に100％寄り添うことが出来れば、それはエゴにはなりません。しかし、少しでもズレが生じたら、そのズレた部分があなたからの押し付けになり、相手を傷つけていくエゴとなります。

本当に相手の気持ちに寄り添う意思があるのなら、あなたの中に潜むエゴを取り除いていく必要があるのです。

日常生活には、エゴと呼ばれる感情が溢れ返っています。次に羅列する内容を見れば、みなさんもどれだけエゴを出しながら生活しているかが分かるでしょう。

不安、疑惑、嫉妬、ねたみ、非難、不信、恐れ、自虐、被害妄想、罪悪感、競争心、支配欲、所有欲、自尊心、自己顕示欲、過去への執着・・・

これらが完全に自分の中だけに留まっていれば、何も問題はありません。しかし、どのような形であれ他者に向けられた段階でエゴとなるのです。

そして、それらは少しずつ相手との関係を蝕んでいくのです・・・。

日常生活の中で、意識を向けない限りエゴはとめどなく溢れ出てきてしまいます。そのエゴを蓄積していくことが、あなたの人間関係の終焉への秒読みとなっていることに気付いてください。

では、エゴを減らしていくためには何が必要でしょうか？それは、自分の中のエゴを知って理解することしか方法はないのです。

ハートセラピスト養成講座では、あなたの中にあるエゴの形、そしてエゴに対抗しうる理想の愛の存在を明らかにしていきます。

エゴの形を理解して、その特効薬となるあなたの中にある理想の愛に意識を向けることが出来れば、あなたを取り巻く人間関係全てが改善されていくのです。

歌や本、詩集、TVなど、理想の愛を訴えかけてくれるものはたくさんあります。ですが、長い人生であなた自身が真剣にあなた自身の愛と向き合う時間が一度くらいあってもいいのではないでしょうか？